お金がなくて続きが買えないのでダラダラとシリーズを読み返しているわけです。
そうするとウブメの最初のほうに、京極堂が関口に対して「面白くない本などこの世にはないのだ。一度読んだ本は面白がるのに手間がかかるだけだ」的なことを言ってまして、ああまさにそのとおりだな、と。
私はどちらかと言うと関口クンのように一度読んだらもう読まない本がやたらとあるものですから近所に京極堂みたいな、読んだ本を引き取ってくれて、なおかつ無愛想で不機嫌そうな古本屋がいればいいな~なんて考えてしまいます。
あれ、これでは京極堂に怒られるかな。
一度読んだ本は面白がるのに少々手間がかかるわけですから今回はやや時間がかかりました。
けれど2度目だと先がわかっているせいか、落ち着いて各シーンを楽しめました。
よくよく読めば、榎さんのキャラがちょっと違って逆に新鮮でした。まだ普通の人っぽいよ!
2巻目以降は完全に「神」でしたもんね~「人」である榎さんを見れる貴重な巻です。
終盤で内藤君に対して激昂するシーンとか!マ ジ で カ ッ コ イ イ
普通の人みたいなことゆってる!(←おい)
関口君のあまりのトランスっぷりを心配して木場修に連絡取っちゃったりとか、藤牧氏の死体の記憶を見ちゃった後のアンニュイっぷりとか、この巻を逃したら滅多にお目にかかれないんだから君、これはレアとしか言いようがないよ!
京極堂も最初は関君に優しかったんだね。
狸蕎麦御馳走してくれたり、来てもいやな顔しなかったり、挙句の果てに「君はいつまでいてくれたっていいんだ」だとー!?
なんだその親切っぷりは・・・絡新婦の関口が見たら怒るぞおい・・・
青木も木下もチラっと最後に出てきただけで、まだ京極堂に弟子入りはしてないしな!
改めて読むってのもいいもんだね!京極堂!私はわかってきたよ!
そういえば、なぞ解きをする前から榎さんもだいたい全様をわかってるのは匣からじゃなかったのね・・・
最初からだったのね・・・
榎さんにとっては謎なんてないわけだから謎解き役にはなれないのか。
さーてぇ、明日はお給料が入るわけだから宴を買いに走るぞ!
今までで関口君の扱いが一番ひどいらしいからちょっと心配だ。
わくわく
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